赤毛のアン 千秋楽
自由劇場「赤毛のアン」もとうとう千秋楽。
劇場に入ると、一旦は撤去されていたプラジャケの配布が復活!日曜日には無かったので、千秋楽のお土産として置いてあったのでしょう。またもらっちゃいました

折角なので、村岡花子さん訳と松本侑子さん訳の2冊の文庫本にジャケットをつけました~。でもジャケット付いてるとどっちの本なのか判らないのが難点です(笑)
いよいよ千秋楽だと思うと、幕が上がった時からドキドキ。いつものオーバーチュアがとっても新鮮に見えました。
今日の梨絵ちゃんは、元気いっぱい。楽だから気合い入ってるのかな~と思いながら、表情がころころ替わるアンが可愛くてみつめちゃいました。
と、異変(?)を感じたのはブルーエット家のシーン。いつもなら踊って動き回っても息が乱れないのに、梨絵ちゃんの息づかいが聞こえてくるのです。台詞や歌には全く影響してないので、客席のほとんどの方は気づかなかったかもしれません(ありがたいことに最前で観劇させていただいたので、聞こえてしまったのです)やっぱり普段よりドキドキしてるんだろうな~。そう思ったら、リンド夫人への「どうぞお許しを~」を歌いきった瞬間、涙が出てきちゃいました

そんな勝手な思いこみの私を尻目に舞台はいつものように進みます。マシューの膝に頬を寄せ、幸せそうな表情を浮かべるアン。愛おしいアンに最後の言葉をかけるマシュー。お芝居を超えてそのまま日下さんと梨絵ちゃんの素敵な関係が見えてくるようでした。
今日も「マリラ!マリラ~!」と鬼気迫るアンの声に涙腺が危うくなりながらも、マシューの笑みに救われました。少数派かもしれないけど、いつも私はあの笑みで「良かったな~」と思えるんです。
いよいよ最後のカテコ。笑顔のまま楽しくキャストさんを迎えようと手拍子。。。マリラとマシューのところでは懸命に手を叩きました。

いつもカテコはあっさりで、客電が点くと拍手も終わってしまうことが多く、私が観た中ではさらに幕が上がったのは2回だけでした。


とっても良い千秋楽でした。キャストの皆さん、本当にお疲れ様でした。素敵な舞台をありがとう!

またこの劇場に戻ってきてください。
この記事へのコメント
レポ読んで一泣きし、その後、四季アンのプロモ観て、自分でとどめをさしてしまいました;;(ちょうど、娘が学校から帰ってきて、泣いてる私を見て「どしたん?いける?」って;;;)何がってうまく言えないんですが、「どうぞお許しを~」を聴いて、泣くようなシーンじゃないとこで涙したってRinoさんが私にも乗り移った感じでした。
梨絵ちゃんと日下さん、梨絵ちゃんと不時子さん、私の想像を遥かに超えてるでしょう。
カテコの梨絵ちゃんの様子も私の涙を誘う充分な理由でした。よくがんばったね、観てないない私が心の底からねぎらう気持ちを持っていました。
びっくりしたのは梨絵ちゃんが知寿さんに見えたと言うRinoさんの発言。それだけは どうがんばっても想像できません。それを聞いたとあっては一刻も早く梨絵ちゃんに会いたくなりました。(知寿さんを重ねたいだけで言ってるのではないのですが、欲が出ますね 笑)
京都でアンに会えると思うと本当に楽しみです。
拙いレポに感涙していただいてありがとうございます。本当に素敵なアン、素晴らしい千秋楽でした。
梨絵ちゃんと知寿さん、容姿や仕草が似ているわけではないのに、不思議でしょ?感覚(何かを感じ取ること)が似てるのかもしれませんね。
京都アン、楽しんでくださいね!