おバカな私にも「思い出」を売ってください~

先日までアンに会うために通っていた自由劇場に、今日は「思い出を売る男」を観に行ってきました。
「思い出」は初見です。

座席表が変形になっていたので、どういう舞台構造なのかと思っていましたが、舞台の一部がスロープ状に伸びて客席通路に繋がっているのですね~。開演前に舞台を眺めていたら、色がグレーなので、スロープがちょうど象の鼻のように見えました。脇には石があったり枯れ草(?)があったり。舗装されていない道路が端が不揃いになった布でうま~く表現されてるんです。四季の舞台美術のこういう所が好きです

今日は2階に専門学校(?)の団体さんがいて、開演前は何のコンサートに来たのかと思うほどの騒ぎ。小中高の団体さんと一緒になっても、開演と同時にピタッと静かになって大きな拍手ということが多かったので、今日もそれを期待していたのですが、客席が暗転しても大騒ぎは止まず・・・回りの方たちも迷惑そうに2階席を見上げていました。私もせっかくの「思い出」のいい雰囲気を壊されてしまい、ても残念でした

劇団四季創立55周年を記念しての上演ということで、冒頭に創立者の一人・日下武史さんからご挨拶がありました。乞食役なのにキリッとしたスーツ姿で登場されたのはそういうことだったんですね。恩師の加藤道夫さんの作品であること、加藤さんは35才という若さで亡くなられ、長生きされていればもっとたくさんの道を切り開かれたであろうことなどお話されていました。

作品を楽しみに出かけたはずだったのですが、思ったことは余計なことばかり・・・情けない
真也男を観ていると、時々マルちゃんが脳裏に浮かびます。何故?マルちゃんの男観てないのにって思いましたが、資料として残っている映像で研究されたのでしょうか?あるいはどこか似てる部分があるのかなぁ?そういえば、ハムレットの時も下様にお稽古みてもらってるのかと思いきや、マルちゃんハムレットに似てる気がしたっけ。。。真也くん、演技頑張ってるとは思うんだけど“男”には合ってない気がするなぁ・・・

私の「思い出」を破壊して(?)しまった一番の原因は、マジョリン!半場さんと神保さんの酔っぱらいコンビが“マジョリー”だったか名前を言った時「マジョリン!?」って思ったのがきっかけでした。神保さんと言えばマジョリンの“オカシラス様”ですからね~。それでも神保さんの酔っぱらい具合は見事にハマっていて、似合うな~と思って観ていたのです。大徳さんの花売娘も子供らしくってとってもかわいくて「そう言えば大徳さんってマジョリンやってたんだよね」って思っていました。決定的だったのは味さんの広告屋!最初は、カエルの衣装で調子のいいキャラは下様が演じた「ロミジュリ」の道化が頭に浮かびましたが、味さんの口調が滑らかになると私の頭の中はすっかり“ニラミンコ”マジョリンとオカシラスとニラミンコが頭の中をぐ~るぐる!!あ~も~ダメだこりゃ

そんなおバカな私の頭を「思い出」の世界に戻してくれたのは日下乞食でした。先日までのマシューがあまりにも良かったので、期待しすぎないように観ていたつもりが、一気に引き込まれました。私なんかが言うのはおこがましいの極みですが「この人すごい!」ほんとにすごい~

ちょっとビックリしたのが玲子さん。玲子さんと言えば、女性らしいどっちかと言えばキーンとした感じの高い声というイメージだったのが、なんとトーンを落としたハスキーな声!え~っ!ちょっとR&B歌手みたですよ~。玲子さんみたいな女優さんなら声のトーンを落とすくらいは“技”のひとつだと思うけど、かすれた声まで出せるものなの???かすれたと言っても、聞きづらいわけではなく、私の好みからすれば普段のお声よりこの声の方が好き。演技で出されている声であることを祈ってます。

私の想像とはちょっと違っていたのはジョオ。芝さんのジョオですからね、ひたすらコワイ人かと(笑)
黒マスクのジョオってね、マスクをとるとオペラ座の怪人も真っ青なくらいのお顔(戦争が原因)で記憶も失ってるんですよ。コワイけど悲しくて優しいジョオでした。ひとこと言いたいのは、黒マスクがね、風邪をひいた時のようなマスクってのが可笑しいんですけど~!

作品自体、いい感じということだけはわかったのだけど、どうも感動とまではいかなかったので、次回はもう少しちゃんと観てこようと思います。千秋楽のチケは持ってるのだけど、もう1回増やすかどうか悩みます~。

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  • 劇団四季 思い出を売る男 を観てきました。

    Excerpt:  先日、劇団四季の異国の丘を観に行ったばかりですが(その時の記事はこちら)、今回は同じく劇団四季の芝居、思い出を売る男を観に行ってきました。 Weblog: よしなしごと racked: 2008-07-06 20:19