おまえもか、ブルータス

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今日の観劇は、劇団昴「ジュリアス・シーザー」@あうるすぽっと。
昴の公演は昨年の「うつろわぬ愛」に続き、2度目の観劇です。本当は昨年の「アルジャーノンに花束を」@本多劇場もすご~く行きたかったのだけど、家族の介護のため断念しました
初見の今日は千秋楽。公演期間がもう少し長ければなぁ。

昴の公演は(全てかどうかわかりませんが)俳優さんが持ち回りで受け付けをされるらしく、今日は四季の舞台でも活躍されている上領幸子さんがいらっしゃいました(もし違ってたらごめんなさい)
千秋楽ということもあってか、ロビーではニックさんが来場者に挨拶されてました。ニックさんとはニコラス・バーターさん(RADAの校長をされていた方)で、この「ジュリアス・シーザー」の演出家でもあります。

積極的にストプレを観るようになったのは2年半くらい前なので、この有名な「シーザー」も全くの初見。恥ずかしながら内容も全く知らないままでの観劇となりました。人の顔や名前を覚えるのが苦手な私、お話についていけるか心配~。

舞台セットは真っ白なパルテノン様式の建物。中央近くに高さ3~4m男性の首から腿の彫刻があり、その顔とおぼしき彫刻が下手に配置されています。み~んな真っ白、なかなかいい感じ


「お前もか、ブルータス」という台詞が有名な場面は意外と、いや、かなり早い段階で登場。へぇ~、そうなんだ~。
この場面は、次々と暗殺者たちに刺されたシーザーが、最後にブルータスにも刺されて絶命するシーン。刺されると同時に後ろの彫刻の首から赤い液体が流れ、真っ白だったセットに真っ赤な筋が這うように流れます。白と赤のコントラストがすごく印象的。セットが真っ白だったのは、こういう効果を出すためだったのね

その後、シーザーの血に浸した手は、真っ赤な毛糸束のような布(?)で表現していました。これが、偽物だとわかるのに妙にリアル~。自分でも持って動かしてみたくなっちゃいました。
それと面白かったのが、群衆の中のあちこちで囁かれる企み。舞台が薄暗くなると同時に全員がストップモーションになり、企みを囁く二人だけにスポットが当たるのが、舞台というより映像を見てるようで新鮮でした~。同じ手法が何回も繰り返されたので、少し飽きちゃったけど

そうそう、シーザーの亡霊は白い顔に白い衣装でした。四季版「ハムレット」の亡霊が黒なので、対照的だな~と思いました。

心配とは裏腹に、大部分のストーリーは追えました四季の発声に慣れすぎたせいか台詞のいくつかが聞き取れなかったりもしました残念なのは、ブルータスの心の動きが伝わってこなかったんです。このお話ってそういうもの?それとも私の感覚が鈍いのかなぁ?

今までにいくつかの劇団の舞台を拝見しましたが、昴はぜひもっと拝見したい劇団のひとつです。次の公演も楽しみにしてます!

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