頑張れ!若者たち 〈トキワ荘の夏〉

日本劇団協議会・次世代を担う演劇人育成公演「トキワ荘の夏」を、少々のご縁があって観てきました。
制作は劇団俳小。

名前の通りの公演なので、特に書くつもりはなかったのですが、面白かったので書くことにしました。

トキワ荘…手塚治虫さんや石森(石ノ森)章太郎さんや藤子不二雄さんなどらいらしたあのトキワ荘です。
作・演出の竹内一郎さんという方は、かつて10年近く漫画原作をされていたそうで、「フィクションだが、彼らのスピリットは精一杯こめた」とパンフに書かれています。
私も手塚治虫さんにお会いしたのは一度だけでしたが、かつての仕事仲間から仕事ぶりを聞いたことがあり、そこからイメージした通りの方だなぁ、と思うシーンがありました。
私などが公言するのも憚られるので具体的には書きませんが、竹内さんのおっしゃる通り、十分スピリットが込められた作品だと思います。
そして題名にもある“夏”、まさに暑い、いや熱い時代がそこにありました。

そして、それこそ、そんな小難しい(?)ことはどうでもいいんです!と言うくらい、面白かった~
登場人物は、秋森良太郎・木塚修身・赤塚不二朗など、どこかで聞いたような聞かないような名前の漫画家がズラリ。
ストーリーは「こうなるだろうな~」と予想していると、見事にその通りになるという心地よさ(?)
思わず笑える部分も所々に入っていて、舞台版コミックのよう。

役者としての技量は育成途上なんだなと感じる面もありましたが、みんな真っ直ぐ懸命です。
そんな姿が、トキワ荘の住人とダブって、良い雰囲気に仕上がっていたと思います。
普段ならこんなミエミエの所で泣かないよ~って私が、両頬を涙で濡らしてしまったのは、いつの間にかトキワ荘の若者たちと心が通っていたからなのかもしれません。

今年の夏は終わってしまいましたが、この若者たちにはいつまでも“熱い”夏を過ごしてほしいものです。
そして、素敵な役者だなと思える人になってくれるのを楽しみにしています。

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この記事へのコメント

ミキミニ
2010年10月08日 22:37
Rinoさん、続けてお邪魔します。
いや~~~
いい舞台だったんですね。
Rinoさんは、「おっかさん」みたいな気持ちで観られてたんでしょうかね~?
こうなる!と、わかってても、泣ける時は泣いちゃいますが、、、
Rinoさんの両目から涙を流させてしまうとは、、、
すごく驚きました。
親心のような気持などが入り混ぜて見てはったのかな!?
若いっていいですよね^^
2010年10月08日 23:15
ミキミニさん、続けてありがとうございます!
こういう場合、親心のようなものはどこかに仕舞って観るようにしてるんですよ~。
プロとして舞台に立ってるわけですから、こちらもそのつもりで観てます。
ですが、あそこで泣くとは自分でもびっくりでした…
回りでも泣いてる方はいらっしゃらなかったと思います。
出演した彼等にも、まっすぐな情熱をいつまでも忘れないでいてほしいと思います。

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