光夫バルジャン&育三郎マリウス 〈レ・ミゼラブル〉

何故、バルジャン&マリウスなのかって?
私がこの二人を観たかったから(笑)
というわけで、19日マチネ「レ・ミゼラブル」@帝国劇場を観てきました。

この日の席は、帝劇で初めてのセンター最前
座ってみると舞台が頭のてっぺんと同じ位の高さで、完全に見上げる状態でした。
首が痛くなりそう…と思ったのですが、意外に大丈夫でした。

久しぶりの生オケ
演奏が始まると、空気の振動が体中に伝わってきて、一気に観劇集中モードになりました。
やっぱり生オケはいいな~。
最前だから、演者と奏者が息を合わせてるところも見れて、これまた楽しかった~
幕間にちょっとオケピを覗いたら、奏者の人数が多くてビックリ!
ひとつマイナスだったのは、演奏の音がダイレクトに耳に入るので、演者の声が聞き取りづらかったこと。
すべて完璧というわけにはいかないものですね。

「レミゼ」を観るのは3回目。
2回目を観てから何年も経っているので、ほぼ初見状態。。。
他のキャストと比べたり、この役はこうでなくちゃ!みたいな拘りは全く無し。
そんな私の感想です。

光夫バルジャン
響人の公演は毎回拝見してるけど、ミュージカルで拝見するのは2006年12月の名古屋「夢醒め」以来
長身が大きな舞台によく映えます
バルジャンの髪型と髭も似合ってますね~。
顔だけではなく、動きや歌にも心情が表れていて、何か(得意なこと)に頼ってしまうことなく、真っ直ぐなバルジャン…そんな印象でした。
東宝の舞台に立つ人にありがちな妙な“くどさ”が無いところも、すんなり心に入ってくる要因のひとつでしょうか。
カテコの時“素”の笑顔が少年ぽくて、こちらも顔がほころんでしまいました。
また観てみたいバルジャンです。

育三郎マリウス
今までに観たことがあるのは1998年のアルゴミュージカル「フラワー」の録画だけ。
当時12才の育三郎くん、歌は上手いし「いいな~、この子」と思ったのでした。
大人になった彼がどんな俳優になったのか興味がありましたが、ようやく拝見することができました
一言で言えば「かっこかわいい」
ハート目線ではなく、完全に母親目線です。
マリウスとしてどうだったかというと、歌は上手いけど、軟弱過ぎ?という印象でした。
そういう演じ方ならば、どこかにキリッとした部分が垣間見えるといいかな~なんて思いました。
あ、もしかしたら私が、正義感の強いペルモ(@フラワー)の一片を観たいのかも…です。

三戸かつら屋
佐野文彦さんのライブで何度か拝見した三戸亜耶さんが、アンサンブルで出演されていました。
ライブでの歌を聴いて、ぜひミュージカルで拝見したいと思っていたので、実現して嬉しかったです!
三戸さんの歌の魅力を十分に味わうには別の役の方がいいかな、と思ったのが正直な感想ですが、一生懸命演じてるのが伝わってきました。
今後もミュージカルで活躍していただきたいです。

その他の方々
新妻ファンテーヌも笹本エポニーヌも安定感がありました。
テナルディエの三波豊和さん、お若い頃にTVで拝見してから何十年ぶりかに拝見した気がします。
モリクミさんの妻が強烈なので、もう少し派手に演じちゃってもいいかも。
ガブローシュは加藤清史郎くん、可愛い…けど、舞台よりTV向きかな?

ザングラーさんまでもが“フランス革命のミュージカル”だと勘違いしているこのミュージカル、回想シーンも多いので時代背景を捉えるのが大変だわ、とあらためて思いました。
自分が理解するために簡単にまとめてみますので、間違いに気づかれた方がいらしたら教えていただけると幸いです。

1789-1799 フランス革命
1796-1815 バルジャン投獄
1814-1824 ブルボン第一復古王政(ルイ18世) ※1815 ワーテルローの戦い
1823前後  バルジャン、モントルイユ市長 ※1823 コゼットを引き取る
1824-1830 ブルボン第二復古王政(シャルル10世) →ルイ18世よりもひどい反動政治
1830 七月革命
1830-1848 七月王政(ルイ・フィリップ) →ブルジョアが支配→民衆の不満
1832 劇中のバリケードシーン
1848 二月革命 →第二共和政へ

パンフを買えばこんなことは載っているのでしょうか?
チケット代が高い上に2000円もするパンフに手が出なかったのです

ともあれ、上演時間の3時間10分があっという間に思えた楽しい観劇になりました。

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この記事へのコメント

ミキミニ
2011年05月25日 23:32
Rinoさん、こんばんは~
レミゼはまだ見たことないのです、25周年記念コンサートのDVDだけは買って予習中?なんですが、、、、
先に外人さんで見たからか、これを日本人がするとどんな風に?と、今はまだ興味津々なとこです。

あら、Rinoさんも高井舞台を最前で観られたんですね。
最前は慣れてないと首が痛いですね 笑
(すみません、こんな感想しか書けなくて;;;)

ところで、あたしは歴史は全くダメなんですが、レミゼはフランス革命のミュージカルではないのですか?
Rinoさんの書かれた年表を見させてもらうと、フランス革命後のミュージカル?
2011年05月26日 00:13
ミキミニさん、こんばんは~。
レミゼは四季以外では一番好きなミュージカルです。
私は逆にDVDは観てないのですが、日本語だからわかりやすいという部分もあるんじゃないかしら?
今までの演出は今回で終わりということなので、次回からはまた違う印象になるかもしれませんが。

レミゼは仰るように“フランス革命後”のミュージカルです。
フランス革命がいつ終わったかについては諸説あるようですが、長いものでも、カール・マルクス大先生(アイリーンの台詞に出てきますね)が唱えた1830年の七月革命なので、フランス革命のミュージカルではありません。
七月王政がブルジョア支配体制だったため、不満を募らせた民衆が蜂起したのが、レミゼのバリケードシーンだと思います。
フランス革命のミューだと勘違いしている人が多く、あのザングラーさんでさえもが勘違いしてる~!というのがCFYの笑いどころだと理解してます。

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