4年半ぶりのモンマルトル 〈壁抜け男〉

1月は1回しかブログをUPしませんでしたが、「BB」3回と「ロバ耳」を観ました。
デビューしたばかりの中井ビーストも拝見したというのに、感想をUPするのをすっかりサボっていました
2月になったので心機一転(?)また書き始めようと思います。

今日は「壁抜け男」を観てきました。
前回の東京公演では2か月半弱の公演期間中に20数回観劇し、続く京都公演も5公演観劇したほどハマりました。
あれから4年半、モンマルトルはどのようになったのでしょうか?

今回はC席、しかも最後列からの観劇でした。
自由劇場では殆どを3列目までの前方席で観ていましたから、見え方や感じ方が違うのは当然ですが、演出もキャストも変わっているので、どうしても自分の中にある「壁抜け」のイメージと比べてしまいます。
そうそう、C席最後列からだと舞台装置の2階は首から上が見えません
壁抜け男ならぬ首無し男になってました

席に着いて舞台の方を見ると、モンマルトルの住人3人(奏者)もみんなどこかに引っ越してしまったのね
画家さんの登場から幕が上がると…え~!曲のテンポが遅~い!
録音の平面的な音のせいもあるかもしれないけれど、あのワクワクするような曲ではなくなってしまってる
テンポが遅い上に、演出の変更で正確に音を出すことのみに神経が行ってしまってるのか、みんながイキイキしてなくて、まったく楽しさを感じませんでした…
デュティユルが初めて壁を抜けたあたりで退屈になってしまったくらいです。

たしかに、歌詞はとてもハッキリ聞こえたし、キッチリした音程なのは良かったけれど、そればかりだとこんなにも面白くなくなってしまうのかというのが、一幕の間ずっとつきまといました。
大好きな丹娼婦(唯一、客席から拍手が起こった)でさえ、丹さんの良さが発揮されずにモヤモヤ感がぬぐえなかったし、あんなに個性的だった寺田デュブール医師が、衣装だけが奇抜な普通の人になっちゃってる
そんな状態だったからか、「憂鬱躁鬱分裂フロイドケロイド甲状腺山手線リビドーコンプレックス」の歌詞が“環状線”ではなく“山手線”だった所に妙に(前回公演に対する)懐かしさを感じてしまいました~。

二幕はテンポの遅さは感じませんでした(聞き慣れた?)
ジュディオンの髪型、高井さんの時と違うんですね。
普通なのか変わってるのかビミョーな髪型でしたが、髪の毛がたくさんある青木さんが珍しくて(失礼)ついついオペラグラス越しにみつめてしまいました。
二幕もまた楽しい所がみつからずに淡々と進んでいったという印象です。

カテコも途中の手拍子がまったく入らず…ちょっと淋しい状態でした。
「人生は素敵 人生は素敵 人生は最高!」
前回の公演ではカテコの最後で自分もそう思えた(思おうという気になった)のですが、今回はそれを思い出してうるっとした…というヘンテコな状態でした
キャストの皆さん、頑張ってるんですけどねぇ。

というわけで、キャストごとの感想を。

飯田デュティユル
真面目な公務員らしいです。
動きが流れてしまっている感じがするので、ピシッとキメる部分があるといいなぁ。
悪くはないけど何か足りないのは何だろう?

樋口イザベル
麻美ちゃんは元気&パワフルなイメージが強かったので、こういうおとなしめの役、歌い方もできるのね~という感じ。
でも、やっぱり元気&パワフルな役の方が似合ってると思います。

青木部長・刑務所長・検事
3つの役の中で一番似合ってたのは検事かなぁ?
ジュディオンは悪くないけどインパクトに欠けたし、部長は面白くなかったです。
いきなり音外してたし

丹八百屋・娼婦
前回より音程が正確でした。
演出が変わったために、台詞っぽい歌い方がなくなってしまい、すごく残念。
丹さんの持ち味が半減したように感じてしまいました。
演じてる丹さん自身に迷いがあるというか、楽しめてない感じがしました。

寺田デュブール医師・警官2・囚人・弁護士
上にも書きましたが、デュブール医師が普通の人になっちゃたのが、ものすご~~~く残念です
警官も弁護士も(前回と比べたら)抑え気味…
唯一、囚人は寺田さんらしさが出てて食いつきました!

金本B氏・警官1・看守1・ファシスト
う~ん、特に印象がないです。

川原C氏・乞食・看守2・裁判長
C氏と乞食はあまり印象がなかったけど、看守と裁判長はなかなか良かったです。

永井画家
キャスト全員に言えることですが、何かに縛られている感じが強くて…
永井さんはカテコの時の歌が一番良かった!
本編もあの調子でイキイキ演れたらいいのになぁ。

戸田M嬢
可愛らしい印象なので、あんまりM嬢っぽくないかも。
決して悪くはないけど、佐和さんのM嬢の印象が強すぎて物足りなかったです。
もっとも、今回の演出だと佐和さんでもおとなしめになっちゃうのかなぁ…

久居A夫人・共産主義者
前回、途中から出演されてカンパニーでは新人だったのに、今回の公務員では唯一の古株(経験者)ですよ!
久居さんの証人席の柵でドン!と鳴らす鳴らしっぷりが妙に好きだったのに、鳴らさなくなっちゃたのが残念。
「5時には帰れるぞ~」の歌い方健在だったのが嬉しかったです

有賀新聞売り
さすがに“少年”ではなく“青年”に見えましたが、公演を重ねるごとにうまくなってますね。
今日の公演(キャスト全員)での一番は「新聞売り」(←歌の題名)でした。
そのうち有賀デュティユル観てみたいな~。


グッズのデュティユルベアが超~可愛くて、思わずクラクラッとしました
飾るところがない~!と自分に言い聞かせながら帰ってきました

この記事へのコメント

doraemon
2012年02月06日 22:22
こんばんは~
ハァ~寺田デュブールが普通の人になっちゃったんですかぁ~
本当にだだの変な人って感じですね・・・残念~
2012年02月07日 08:01
doraemonさん、おはよ~ございますになっちゃいましたです
寺田さんの個性溢れるデュブールが観たいですよね~。
前回の公演がDVDになってたら良かったのになぁ。
ミキミニ
2012年02月14日 17:58
Rinoさん、こんにちは~
いや~Rinoさんの感想を聞くと、観てないのに なんか納得しちゃうって感じで 自分でも驚いてます。

やはり1番は、高井さんが出てないことにつきる!ようですね!?(違ぅ?笑)
有賀デュティユルですか!?(驚)
いや、高井デュティユルでしょ(*^^*)
京都(か、大阪)に来たら1度、見てみたいです~
(東京公演に取った2枚のチケットはどこに行った?汗)
2012年02月15日 08:03
ミキミニさん、おはよ~ございます!
何ここで壊れてるんですか~っ!(笑)
高井部長&ジュディオンは何度観ても可笑しくてたまりませんでしたが、高井デュティユルだったら卒倒しそうです(爆)

有賀デュティユルはイケると思いますよ、ほんとに。

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