訃報と終末医療 〈スペース・ターミナル・ケア〉

7日朝、緒形拳さんの訃報を聞き、思わずTVの「え~っ」と声をあげてしまいました。
つい最近までご活躍だったので、本当にびっくりしました。

緒方さんと同じように亡くなる前日まで舞台に立たれていた立岡晃さんのことを考えたり、4年間闘病して最後の半月はほとんど意識もなかった母のことを考えたり・・・
そんな中、チケットを押さえてあった俳優座の「スペース・ターミナル・ケア」@紀伊國屋ホールに行ってきました。

「スペース・ターミナル・ケア」ちょっと不思議なタイトルですよね。
宇宙船が寄港する“スペース・ターミナル”とホスピスなどで行われる終末医療“ターミナル・ケア”の合成語です。
お芝居の舞台はホスピス、そこにスペース・ターミナルが関わってくる設定はなかなか面白いですね。

ホスピスでは子供からお年寄りまでいろいろな人がいて、様々な思いを持って暮らしている。
その様々な思いと人間模様、そこに“宇宙にいるつもり”という要素、大事に描きたかったと思うんだけど、全部をあちこちにちりばめ過ぎちゃったかなぁ。。。
限られた時間の中で、あっちの人もこっちの人もみんな描いていたので、主線がはっきりせず散漫感があったところに、暗転も多く、さらにパラパラしてしまった気がします。
これが連続ドラマなら見応えありそうですね。

俳優座の公演を拝見したのは2回目ですが、劇団のカラーが顕著ですね~。
まず、観客の年齢層がかなり高い!
私の観た演目のせいかなぁ?
それから、俳優さんはとってもシャキっとした感じがします。
男性は立ち居振る舞いが現代劇でも時代劇のようでした。
女性はなんだか発声が・・・絡まれてるみたいで怖かったです・・・なんでだろ?

そうそう、見慣れた俳優さんがお一人いらっしゃいました。
「ブラコメ」の前回公演でシュパンツィッヒを演じていらした川口啓史さんです。
シュパンツィッヒ役ではあまりお声が聞けませんでしたが、クセのない通るお声が聞けました。

最後になりましたが、緒形拳さんのご冥福をお祈りします。

"訃報と終末医療 〈スペース・ターミナル・ケア〉" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント