一生こいつを踊り続けるつもりだよ 〈鹿鳴館〉

日下さんに引き寄せられて、やっぱり観ちゃいました。
だって「鹿鳴館」東京公演は2006年からすでに4回目ですよ。
さすがにお腹いっぱい感がありますよねぇ。

私の観劇は5回目、今まで拝見したキャストをまとめてみました。
()内は観劇回数、青字は今回のキャストです。

影山悠敏伯爵…日下武史(5)・同夫人 朝子…野村玲子(5)・大徳寺候爵夫人 季子…末次美沙緒(2)中野今日子(3)・その娘 顕子…濱田めぐみ(1)岡本結花(4)・清原永之輔…広瀬明雄(2)石丸幹二(2)山口嘉三(1)・その息 久雄…田邊真也(5)・飛田天骨…田代隆秀(4)志村要(1)・女中頭 草乃…坂本里咲(2)中野今日子(1)都築香弥子(2)・宮村陸軍大将夫人 則子…木村不時子(5)・坂崎男爵夫人 定子…中野今日子(1)大橋伸予(1)佐藤夏木(3)

2007年の公演は拝見していないので、2006年の公演と比較して変わった所がありました。
まず変わったのは、音楽。
優しい音色になった感じ、特に幕切れは従来の「チャンチャン」的な曲からスマートな曲調に変わっていました。

それからSEの出し方(音の大きさだけ?)も変わったように感じました。
大きな音が苦手な私、銃声のする演目ではよくビックリして飛び跳ねてるので、今回も最後の銃声では(久雄死亡の時は大丈夫です)身構えていました。
でも、今回の銃声は音控えめで全く身構える必要がありませんでした。
この場面では、銃声は遠くに聞こえるはずなので、この方が正解だと思います。
もっと遠い感じが出ててもいいなぁ。
逆に、(偽物)壮士の乱入の場面では、飛び跳ねてしまいました
以前は階下で暴れている音が割と小さくて、どれだけ広い建物なんだって感じでしたが、すぐそこまで迫っている感じが出ていて良かったと思います。
(でも出だしの音だけ、どうにかしてぇ~)

音楽とSEは良くなったと感じたのですが、気になったこともひとつ。
影山伯爵邸の竹がしなびてる…
以前は活き活きして、マイナスイオンをたくさん放出してくれてるようだったんですけど。
たしか以前は、毎週新しい竹を運んできてるということだったけど、今はそうじゃないのかな?
それとも今までは冬場の公演しか観てなかったので、この季節だと1週間の最後にはこうなっちゃうのかなぁ。

そうそう、カテコでの三島さんの写真はなくなって、普通のカテコになっていました。
日下さんと玲子さんが登場してくる時に里咲さんが草乃役のままに(?)おじぎをしていたのが印象に残りました。

さて、せっかくキャストをまとめたので、多分に自分の好みを含んで感想を。
日下影山伯爵…威厳も人間らしい部分も見事です。観に行って良かった
野村朝子…特に和装の時の立ち居振る舞いがステキです。(年齢的に)等身大の役をされている時の玲子さんは「いいなぁ」と思いますね。
中野季子…季子役は末次さんの印象が強い上に、中野さんは「鹿鳴館」だけで3つの役で拝見してるので、毎回新鮮な感じがします。羽根飾りのついた帽子が似合っていて、上品な感じに好感が持てます。
岡本顕子…お嬢さんから、大人の女性になった印象です。
山口清原…パンチが弱いというか、存在感薄いのが残念。舞台からはかなり涼しい空気が降りてきてましたが、山口さんお一人はすごい汗でした。作品とは関係ない話ですが、山口さんは昴所属だと思うのですが何故お名前の後に(劇団昴)ってついてないのでしょう?
田邊久雄…こんな感じの書生さん、いそうだな~。明治時代は知らないのに、いつもそう思います。
志村飛田…5回目にして志村さんの飛田は初見。普通に良かったけど、田代さんの「御意にございます、御前」が恋しいなぁ(ここは完全に私の好みです)
坂本草乃…初見以来の里咲さんの草乃。もっと主張が強かった気がしてたんですが、記憶っていい加減だわ
木村則子…望遠鏡を借りる時、覗く時がチャーミング時折恐い顔つきになるのは則子の本質?
佐藤定子…目立ち過ぎず、でもきっちり定子という仕事をしてるなぁと感じました。

「鹿鳴館」って内容は超~昼メロなのに面白いですよね。
私にちょっと理解できないのは、清原に再会する時はあんなにドギマギしていた朝子が、久雄に母の名乗りをする時は他人事のように話せちゃうこと。
母親としては、そっちの方が一大事だと思うんだけどなぁ。
連ドラでもなきゃ、そこまで描いていられない…かな。

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