邂逅と歓送 ~小椋佳さんコンサート

小椋佳コンサートツアー2010「邂逅」に行ってきました。

邂逅(かいこう)…思いがけない出会い・めぐりあい
という先日発売されたアルバムと同じタイトルのついた今回のコンサートツアー、小椋さんが歌を創りはじめてから40年、いろいろな人とめぐりあってやってきたという思いが込められているそうです。
コンサートのMCで「自分は普通に使ってる言葉だけど、若い人は知らない…もう死語になってしまうかも」と仰っていましたが、私も今回初めて知った言葉です。いい言葉ですね、残っていてほしいと思います。

今回のコンサートはいつものように2部構成。
20分の休憩を挟んで3時間半くらい、たっぷり浸ってきました
66才の小椋さんのコンサート、客層もかなり高齢です。
お互いおぼつかない脚をかばいあいながら楽しそうに開演を待っている老夫婦のお姿、いつもいいなぁ、すてきだなぁと思って眺めています。

1部のスタートは「しおさいの詩」と「さらば青春」
あれ!?いつもは椅子に腰掛けて歌う小椋さんが、いきなり立ったまま歌ってますよ。
譜面台を前にして立って歌っているところは今までに何度か拝見しましたが、何もなしに立っているのは珍しい!と思っていたら、今回は何曲か立って歌うチャレンジをするのだそうです。
いつも腰掛けているのは、歌詞を覚えていない(譜面台を見ている)のと、立つと自由になる手足をどうしていいか分からないからなのだそう。
腰掛けていても意識的なのか無意識なのか、時々控えめに振り上げる拳が好きなので、振りがもっと見たいと思う反面、あまりエンタメになってほしくないという気持ちもあったけど、立っても小椋さんらしくて良かったです

1部は懐かしい歌と新アルバムの曲という構成。
まさしく小椋佳の世界…という感じでした。
この構成だときっと最後に「歓送の歌」があるぞと期待しながら聴き入っていました。
「歓送の歌」大好きなんです。この曲が収録されている「テオリア~観想」というアルバムから、ちゃっかりこのブログのタイトルも付けさせていただきました。
それに今回は、長女が新しい生活を始めるために関西に旅立つ前日だったので、ぜひともこの曲が聴きたいと思っていたんです。

2部の前半は恒例の歌綴り。
小椋さん自作の物語を語りと歌で綴っていくというもの。
実は私、これ少し苦手なんです
歌談の会では2部の殆どの時間がこれに割かれてしまうので、半分位の時間でいいよぉ…と思ったりしてるんですが、今回は公演時間も長めだったので、いい配分だった気がします。

2部の後半はあっという間に過ぎ、ラストは期待通り「歓送の歌」でした。
歌い出しの「出会いのその日から~」は、長女の誕生の日だなぁと思いながら、心の中で娘にエールを送りました。
頑張れ!娘!

歌談の会では絶対にやらない(と言いつつ、スペシャルバージョンの時はやってましたね)アンコールですが、コンサートの時はいつもやってくれるんですよね。
「最後に」と歌ってくれた2曲目の後、3曲目というには短いけど、もう1曲ありました。
曲目は「サヨナラ」
今回はこの歌詞にやられました
どう飾ろうと別れをとり消すことはできない
ほんとにそうですよね。

ここで、すっかり(心の中で)長女にエールを送って、サヨナラも言ってしまった私、翌日はいとも簡単に普通に「じゃあね」と娘を送り出しました。
(また1か月後には泊まりにくるんですけどね)

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