いまさらですが… 〈サウンド・オブ・ミュージック〉

5月5日と27日に観劇した「サウンド・オブ・ミュージック」の感想をまとめて書きます。
初見の時は、開幕直後ということや友人との絡みもあり、書かなかったこともあるのですが、そろそろ書いてもいいかな?ってことで。

5日に観劇した時は、マリアがはるちゃんでした。
登場シーンのSOM、表情も動きも楽しそうなのに、大事に歌おうとし過ぎているのか、歌が重た~いのが残念でした
あかりちゃんのリーズルとの年齢差がないことに違和感があった(これは仕方ないですね)のと、マリアの芯の強さが見えづらかったという以外は、素敵なマリアでした。
出演を重ねるうちにもっと良くなっていくだろうなという伸びしろも感じました

27日は、丹シュミットと川地フランツが初見。
大橋さんのシュミットはかなり想像に近かったのですが、丹さんのシュミットはあまり想像がつかず、シャキッとした中に「ロミジュリ」の乳母の風味(←あくまでも風味ってだけですよ)が垣間見えるのかなぁ?などと考えていました。
でも、私の想像などはいとも簡単に覆してくれる(そうきたか!と唸らせてくれる)んだろうな~と期待していました。
実際に拝見すると「丹さん、どうしちゃったの?」と思うくらい、自信なさげに演じていらして…
だからかもしれないけど、珍しく開口カクカクが目立っていました。
いやいや、丹さんのことだから、もう何かを掴んでらっしゃることでしょう
きっと次回拝見する時は丹さんらしいシュミットを観せてくれることと思います!

「SOM」を3回観劇していつも思うことを3つ挙げます。
ひとつは、ロルフの「誰もいません」が唐突に見えて仕方ないということ。
物語の最初から、彼はナチスに傾倒しているように描かれていますね。
「もうすぐ17歳」の場面ではリーズルへの思いとの間で葛藤も見られるし、10代の若者なら信念も思想もまだ確固たるものではないとは思うのです。
もちろん、愛するリーズルに立ちはだかれ必死でみつめられたら、誰もいないという返事になるのは解るのだけど、「誰もいない」という返事を用意していたかのように迷いがないのが違和感の元なのかなぁ、と。

2つめは、マックスという人物が訳わからない人になってるということ。
初めて観た時は、ひたすらお調子者で面白可笑しいだけの人という印象でした。
2回目に観た時は、そのベクトルがあっちこっちに向いてるようで、マックスがどういう人なのか全くわからなかった
3回目に観た時は、最初に観た時とは違う方向性になっていると感じました。
少し落ち着きのある人になったというか、面白可笑しいのとは別の部分を表現しようとしてるのかな?という感じ。
でも、マックスがどういう人物なのか見えてこないままなんです。
勅使瓦さんももがいているのでしょうかね?
映画(DVD)を観た時、これが舞台になったら(マリアや大佐や子どもたちが良い上で)作品を活かすも殺すもマックス次第なんじゃないかと思っていただけに、どうにかしてほしいと思ってしまうのです。
3つめの感想にも繋がりますが、大事な部分がカットされてしまっているように思えて仕方ないです。。。

3つめ、これが一番の問題。
この駆け足状態の舞台、どうにかなりませんか~~~!
一幕はまぁ良いかなと思えるのですが、二幕のすさまじい駆け足
こんなにそぎ落としてしまっては、まるでシノプシスがそのまま台本になっちゃってるみたい
肉付けも味付けも無しでは、作品をちゃんと味わえないではないですか。
この調子では、時間短縮のために一幕でもカットされているものがあるんじゃないかな?
21時までに終演という制限は判っているのだから、開演を早めるとかできなかったのでしょうか?

さて、27日マチネは「キャッツ」も観てきました。
初めての横浜猫屋敷、感想を一言だけ。
2階席がなく、舞台レイアウトも変わり、広々としていて「都会のゴミ捨て場」から「郊外の原っぱ」に移動したみたいでした~。(一言終わり)

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