知寿さん初時代劇 〈SAZEN〉

終演後、友達に「ブログ書く?」と聞かれ「何書いていいかわからない」
そう答えた作品「SAZEN」@博品館劇場について少し書いて見ようと思います。

保坂知寿さんが出演しているというだけでチケットを取ったこの作品。
「SAZEN」というタイトルの通り、丹下左膳の話なんだろうな~という他には全く知識無し…
キャストも知寿さん以外、失礼ながらどなたも存じ上げませんでした。

知寿さんの最近の出演作品「パイレート・クィーン」はチケットは持っていたものの仕事で断念、「まさかのChange」は希望の席が取れなかったので断念…
と2作品続けて観れなかったので、知寿さんが観たい!という思いだけでチケットを取ったのでした。

なので、はっきり言って全く期待はしていませんでした。
そして、期待してないということを裏切らない作品でもありました
まぁ、期待してなかったので、ガッカリとかショックとかは無かったんですけどね。

なんと申しましょうか、これは所謂、大衆演劇というモノでしょうか?
旅回りの○○一座という感覚です。
決して大衆演劇を否定してる訳ではないんです。
もし、これがそれに相応しい小屋と料金で上演されていたなら、「面白かった~」と、ついリピートしてしまうかもしれないと思うんです。
でも、小さいけれど博品館劇場という箱で、6800円という料金を取るだけの作品かというと、かなりの疑問が生じます。

観劇したのが10月2日。
それから2日半が経って、印象に残っていることと言えば、ハプニングと訳のわからない着ぐるみ、それに知寿さんの歌声。
それについて少し書きます。
ハプニングは、石坂左膳が下手袖から出てくる時に、ドカッという音と共に「痛っ!」と言ったのが聞こえたので、見てみると左腕(肩に近い)をさすっていました。
舞台の上のキャストも今にも吹き出しそうになりながら、ニカニカと笑っていて。。。
かなり長い間、腕をさすっていたので、相当痛かったのか、誰かに突っ込んでほしかったのか…
おかやまさんの「だいじょぶでっか?」という突っ込みで客席も救われたような。。。
痛いのに申し訳ないけど、これがすごく可笑しかったんです。
今考えれば、そこで初めてライブ感を味わったからなのかもしれません。

それから「森のくまさん」の歌と共に登場するのが熊ではない着ぐるみ3体(あれ?4体だったっけ?)
「くまさんは?」の突っ込みは面白かったけど、この着ぐるみ、お話とはまるで関係がない…
中に入っているのが、役名のあるキャストだったのがスゴイと言えばスゴイかもだけど、着ぐるみは必要ですか?

知寿さんの台詞まわしは前半、少しもたついた感もあって「時代劇の言い回しは慣れないとキビシイかな?」なんて思ったけど、それから後のお姐口調はすごくピッタリで、知寿さん好きにはたまらない~という感じ。
客席通路を使ったシーンも多かったけど、歌いながら去っていく知寿さんの歌声を背中で聴いて、歌だけでこんな表現ができる知寿さんはやっぱりすごい!と思いました。

その他はと言えば、たしかに笑えるギャグも多かったけど、小劇場の公演にありがちな作品とは無関係なギャグばかり
見慣れた人にしかわからない内輪うけギャグみたいなのがなかったことが救い。

知寿さんが劇団四季を退団してから、正直なところ、作品的に良かったと思えるものを拝見していません
(知寿さん出演作品は観ていてもブログにUPしていないのはそのためです…)
折しも、この「SAZEN」の観劇前日に、クリエでの次回(知寿さん出演)作品の情報を見ました。
けれど、これも、どうなの???と思っています。

作品が良くてキャストも良くないとイヤと思う私、間違ってるんでしょうか?
少なくとも5~6年前までの四季には、そういう作品たくさんありましたよね?

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