アンドリューとミロの対決 〈スルース〉

開幕2日目「スルース(探偵)」を観てきました。

作品的には期待通りの面白い舞台でした
初演版映画が舞台に忠実に描かれているのではないかと予想していましたが、本当にあの映像が目の前で展開されました

違っていたのは、ミロの職業と水晶の隠し場所くらいかな。
(細かい部分は気にしないってことで)
ミロの職業が映画では美容師だったので、四季のトレーラーで聞いてた「ティンドルパックの観光旅行をよっぽどこなさなければなるまいな」の意味がよくわからなかったのだけれど、舞台版では旅行業だったんですね。

幕が開いて最初に思ったのは、舞台(の位置)が高い!ということでした。
自由劇場のもともとの舞台の上に更に滑り台にできそうな八百屋舞台が乗っかっています。
次回は最前列での観劇、首が痛くなりそう~なんて思いましたが、これ、京都劇場でもやるんですよね。
京都劇場なら少し後ろが良さそうな感じ。

最初のシーンは、アンドリューがタイプライターを打っているところでした。
自由劇場の上手でタイプライター…そりゃ、あの歌が浮かんできちゃうでしょ。
「お手紙ありがとうございます♪前にもたしかいただきましたよね♪」
もし下村さんが打ってたら頭の中、大混乱だったかも(笑)
(あの時はマルさんでしたが…)

それにしても、志村アンドリューの姿は、タイプを打ってるというより、小さいおもちゃのピアノを一生懸命練習しているようでした(笑)

そして登場した下村ミロ。
最近の写真や動画でも感じていましたが、下村さん、スリムになってすっかり元の体型に戻られました
後から出てくる下着姿も可愛いです

2005年のトレーラーではかなり力の入った口調でしたが、今回の舞台ではいい具合に力が抜けているように思いました。
前回公演は拝見していないので、舞台ではトレーラーとは違っていたかもしれませんが…
私は今回の下村ミロの感じ、好きです

一方の志村アンドリューは、どうしても上流階級のお金持ちには見えない
立ち居振る舞いもそれらしくしているのだけど、所々に隙が見えました。
たとえば銃をミロに向けている場面などは、様になってないんです…
格好良さという意味ではなく、ゲーム感覚だったり、本気っぽさだったりというアンドリューとしての構え…という様になっていないと感じました。
台詞も段取りも膨大なので、精一杯やられてるんだとは思いますが、やはり気になります。

そんな所や、何度も演じられてる方と初めて演じられる方の差もあるのか無いのか…アンドリューはミロに喰われているという印象が残りました。
これはやはり日下さんのアンドリューを観てみたかったなぁ。

ネタバレになるので、2幕の細かいことが書けないのが残念ですが、ここでも私が想像していた下村さん以上のものを見せていただきました。
なんて言うと、私の下村さん評価が低めかと思われてしまいそうですが、役によってバラつきはありますが大好きな役はたくさんあるんですよ。

というわけで、アンドリューとミロの対決第1回戦はミロの勝利でした。
そうそう、あの水夫の人形、いい仕事してまっせ

今回の公演、イベントもたくさんあるのに、見事にかすってばかり…
(チケットはもう1枚持ってます)
面白かったし、時間さえあればもう1公演くらい追加したいところなんだけど
CFYに引き続き、舞台美術セミナーは京都公演だけなのね

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