初づくしの初日〈Doubt ダウト〉

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響人「「Doubt<ダウト> ~疑いをめぐる寓話~」初日に行ってきました。

初その1
初めての劇場・APOCシアター。
小劇場はいくつか訪れてますが、今まで行った中でも一番の小ささではないでしょうか。
三角の2辺が客席(50席位?)、残りの1辺と中央が舞台というのも初めてでした。

初その2
谷内愛ちゃんは初ストプレ。

初その3
山崎佳美さんは初めて拝見。

ついでに言えば、入口の横でお出迎えされていた広瀬さんがカチカチになっていました。
あんなに堅くなった広瀬さんを拝見したのも初めてです(笑)

舞台には、板で作った手作り感いっぱいの小道具がいくつかあるくらい。
蓋と底のない箱のようなものだったり、茶箱の蓋みたいだったり、フェンスみたいだったりするその小道具たちを場面転換のたびに出演者が自分たちで並べ替え、組み替えて別の物に仕立てていました。
この限られた空間にぴったりの手法だと思いました。
え~と、たしか以前にもこの手法はどこかで見てるはずなんですが…思い出せません
でも印象だけは記憶に残っていて、もっともたついた感じがしていましたが、手を伸ばせば俳優さんに届いてしまいそうな(実際、届くかもしれない)、心臓の音まで聞こえてきそうな空間では、自分も一緒に組み立てているような錯覚に陥ったり、どう展開していくんだろうというドキドキ感が持続していました。

愛ちゃんは私が一番好きだったナラ。
そのナラとは真逆のような(共通する部分もあり)シスターの役でしたが、初々しさがあって良かったです

佳美さんは、今回はどう感想を述べていいかわからなかったのですが、もう少しよく観てみたいので、別の作品でまた拝見できる機会があればいいなと思いました。

光夫くんは、今まで拝見したことのない役柄でしたが、こういう役で拝見するのもなかなか面白いなぁと思わせていただきました。

さて、まだ観劇された方のブログは拝見していないのですが、きっと素晴らしかったという言葉が飛び交っているに違いありません。
私もとても好きな作品で、単純にすごく良かった!と書きたいところですが、どうも最近は観る・聞くのはもとより肌で感じる傾向があるようで、何か別の感覚が存在します。
肌の感覚はまだ鈍いらしく、自分でももどかしい文章しか書けないのですが、少しだけ書いてみます。

私の一番の注目は、みささんでした。
初日の出だしだからなのか、観ている私の目が慣れていないからなのか、冒頭の部分では「みささんだ!」と感じられず、どこか違和感をおぼえました。
今までみささんが登場したことによってその場の空気がガラッと変わったり、いきなり上手いな、みささんらしいなと感じることが多かったので、アロイシスという個性を差し引いても、何か違うと思ったのです。

しかし、しばらく観ていると、みささんのこんな役(私の短い観劇経験では)観たことない~!と釘付けになっていました。
さすがだな~と思う所もありました。

でも、みささんの力を信じて、敢えて言わせていただくと、石波モリースのデビューの日と同じ“何か”を感じました。
“何か”が何であるのか表現しようとすると難しいのですが、空気ではなく、質感とでも言うのでしょうか。
(私の方がちゃんと表現できなくて申し訳ないです)
納得できるところまで仕上がっていないまま初日の幕が開いた…そんな気がしたのです。
いえ、石波モリースと同じということは、そういうことなんじゃないかと考えたという方が正解です。
どんなに公演を重ねてもこれで十分ということはない世界だと思うし、経験の少ない俳優さんだったら“あらら”という結果になりかねないところを、実力で楽しめるものに持って行ってるのは、本当に凄いと思います。
ただ、公演を重ねて千穐楽近くには、もっと進化した末次アロイシスが拝見できるんだろうな~今はその途上で足を踏み進めてる最中かな、と感じました。

ぜひ千穐楽までにもう一度拝見して確認したいところです。
どうにか…と考えてはいるのですが、難しいかもしれません
あ~、観たいな~。

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