劇場は夢を創り出し人生を映し出す大きな鏡です 〈夢から醒めた夢〉

2008年8月を最後に封印していた「夢から醒めた夢」をついに(って、オーバーですが)解禁しました。

梨絵ちゃんのピコに思い入れがあるだけに、解禁するかどうか悩みました。
いろいろ考えた末、「アン」と「マンマ」はまだまだ解禁できそうにありませんが、「夢醒め」は観てみようと思いました。
先日、観たいキャストがいる時に観るのが四季観劇の鉄則!それをあらためて思い知ったのも理由のひとつです。

今回の観たいキャストは、早水マコ母、丹老婦人、道口配達人、そして岡村ピコ。
これだけ観たいキャストがいるのですから、やっぱり観ておかなければ、ね。
菊池部長にも“ちょっと興味ある”でしたが、今週は田中部長が戻られて、グレートリオを慣れ親しんだ3人で拝見することができ、久しぶりにこの演目を観劇する私には安心感を与えてくれました。

行ってみると、今日はロビパもガラガラ
ロビーの狭い秋劇場だと、いつもごった返してたはずなのに…
パフォーマーの所にお客さんはいても4~5人、お客さんが誰もいないパフォーマーもいました。
「ショータイム!」の声がした時に客席を振り返ってみると、7列目位までしか客席が埋まっていません。
これって、震災の影響なんでしょうか?
俳優さんたちもやりづらいだろうなぁ…そんなことを考えているうちに配達人が登場しました。

道口配達人、やはりどことなく下さん路線。
下さんよりは普通のお兄さん度が強くて、美しカッコイイ配達人
かなりお気に入りです

岡村ピコは背が高いのですが、「デカッ!」というマイナーな印象ではなく、元気いっぱいで、笑顔がとっても可愛らしくてキュートでした
歌がお上手で、面白い(興味深い)演技をする方だと思いました。
うまく言い表せませんが、知寿さんの演技には独特の面白い所がありますが、岡村さんもまた同じような印象を持ちました。
すごく無邪気な所があると思えば、口調がおばちゃんぽかったりする所も面白いです。

前から観たくて、ようやく観ることのできた早水マコ母。
なんと2幕の「行かないで」の大事なシーンのところで、ドスンという音とともに余震が起こってしまいました…
音は大きかったのですが揺れはあまりなく、舞台は普段通り進んでいきましたが、集中して観たかった所でのドスンは無用でした…
“こんな所で”と思ったものの、それでも早水母の歌には引き込まれてしまいました。
次は地震に邪魔されずにしっかり観たいです。

私にとって圧巻だったのは、丹おばあちゃん。
霊界空港へやってきて、おじいちゃんに「お待たせしてしまいました」と言ったあたりで、私の目は涙で曇ってしまったのです。
観劇していると、その時の自分の置かれている状況や経験から、琴線に触れることが時々ありますが、今回は丹さんの言葉が刺さったのでしょう。
泣くような場面じゃありませんものね。
もちろん、ここできてしまったのは、丹さんの芝居が秀逸だったからに違いありません。
その後も、後ろにいる時のちょっとしたリアクションにさえ、老婦人の人となりが現れていました。
これはもう、目の離せない存在になってしまいました

「夢醒め」という作品、やっぱり好きだなぁ。
来週、もう一度よく観てみたいと思います。

"劇場は夢を創り出し人生を映し出す大きな鏡です 〈夢から醒めた夢〉" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント