初めての演劇集団 円 〈あわれ彼女は娼婦〉

ずいぶん前から興味はあったものの、なかなか拝見する機会がなかった演劇集団 円の公演に行ってきました。
観劇したのは4月26日「あわれ彼女は娼婦」@ステージ円です。

「あわれ~」にも興味はあったものの、別のカンパニーの公演はチケット購入に至らず、今回が初めての観劇。
今回チケットを購入したのは、演出の立川さんが石波さんのかつての同期であり、初演出をされるということが決め手でした。

カタカナの名前がすご~く苦手な私、ついて行けなくなるとイヤなので、先に原作を読もうかと、珍しく図書館に行きました。
しかし、私の市の図書館にはなく、隣市からの貸し出し便に間に合うというので手配してもらいましたが、結局は間に合わず…今頃になって手元にお借りした本が。。
でも、そんな心配はいりませんでした。
一人一人のキャラが立っている上に、人物同士の関係もわかりやすく、名前はうろ覚えでも十分についていけました(やっぱり覚えられなかったんかい!

というわけで、キャストと役名を少々カンニングしながら感想を書くと、関ヴァスケスの迫力が凄かった~。
それと、石井ソランゾが最初は谷原章介みたいな色気のあるイイ男なのに、途中でガラッと変わった時は狂気じみていて、さらにその後は平静を装いながら実は煮えたぎっているのが面白かった。

みなさん、とても演劇チック(演劇やってます!的な台詞回しや身振り)だったのは、そういう演出なのか?円がそういう座風のか?と思って、円の公演を何度か観ている娘に訊いてみたら「そういうイメージはない」という答えだったので、それも今回の演出なのでしょうか。
ここまで演劇チックな舞台は初めて観たので、新鮮ではありましたが。。

ところどころ衣装や小道具で「オペラ座(の怪人)っぽい」と感じたのですが、「あわれ~」が書かれたのが1627年頃だそうなので、「オペラ座」の時代より200年位前なんですね。
その頃は100年200年ではまり変化がなかったのかな?

次回への期待を込めて、辛口な感想を。
初演出の気負いがあったのでしょう、あれもこれも飾りすぎな感じがしました。
手の込んだ美味しいご馳走がたくさん並んでいて、胸焼けしちゃった感じです。
もう少し、素材の味を味わえる部分もほしかった。
どれがメインディッシュかわからなくなっちゃったのが残念でした。

演出家をデビューから追ったことはないし、立川さんがまた演出されることがあったら、どう変わっていくか楽しみです。

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